髪のまとまりを左右するのは水分量です。
広がるのは水分量が足りないからです。くせ毛の人はキューティクルの間隔が広く、空気中の水分の影響を受けやすく、乾燥の時期(冬)は水分を奪われ、パサツキ。夏は水分を給してしまい、よりクセが出てしまったりします。
水分量の理想は12~13%です。
ありがた屋のヘアカラーやパーマはすべて水分補給をしながら行います。
髪の水分保持は下記の図中の毛皮質で行います。わかりやすく例えると、髪の毛は海苔巻きですから、ご飯(タンパク質で出来ている、間充物質)の部分が乾燥しているか潤っているかは重要です。
ダメージを受けている髪はキューティクルが無く、ご飯が無くなり、枝毛や切れ毛となります。ご飯の無い髪に水分補給をしても、軽石にお水を含ませようとしていることと同じです。
間充物質はタンパク質で出来ており、本当にトリートメント(治療)と呼べるのはこの間充物質を補給してからの水分補給です。そして、さらにタンパク質が無くならないように、キューティクル(疑似キューティクルでコーティング)で蓋をしてあげることが重要です。
オススメ、ホームケア
ダメージを修復し水分補給が出来る水素水「イオンヴェール」 200ml¥1400(税別)
疑似キューティクル(コーティング剤) ウルマルジョ 120g¥1800(税別)
シリコンが含まれますので、地肌には付けないようにご注意下さい。
シリコンを誤解している方が多いように感じます。確かにシリコンが美容に使われるようになった当初は粗悪な商品が多くありましたが、その後研究も進み、問題は解決されました。100%良いものでなくても、他にキューティクルの代わりになるものは、まだ無いので現時点では選択肢がありません。
ただし、コーティング剤ですから頭皮についてしまうと毛穴を塞いでしまうので、絶対に頭皮には付けないで下さい。
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