アロマテラピーとは
「アロマ=aroma」とは「芳香」、「テラピー=therapy」とは「治療」 植物の持つ芳香成分を利用した自然療法です。
花屋の前を通りかかると、なんとなくホッとした気分になったり、気分が悪いときにスゥッとする香りをかぐと、からだがシャキッとしたり・・・・。そんな経験はありませんか?
香りには、こころやからだをリラックスさせたり、リフレッシュさせたりする力があります。
アロマテラピーで何が出来るのでしょう?
その前に
アロマテラピー?
アロマセラピー?どちらが正しいのでしょう?
外国語を日本語に直した時の表記の違いで、「アロマテラピー」は仏語的、「アロマセラピー」は英語的と言われます。
「アロマテラピー」という言葉は造語ですが、20世紀のフランス人化学者、ルネ・モーリス・ガットフォセが命名しました。
ガットフォセは化学実験の際に大やけどを負いますが、その治療にラベンダー精油を使用したところ、驚くほど高い効果をあげたそうです。それ以来、精油の治療効果の研究に没頭し、1937年に『aromatherapie』を著しました。
では、本題に戻ります。
アロマテラピーの目的
1.リラクセーションやリフレッシュ。
2.美と健康を増進する。
3.身体や精神の恒常性の維持と促進を図る。
4.身体や精神の不調を改善し正常な健康を取り戻す。
*治療行為ではない点に注意が必要 「アロマセラピー」という呼び方は、日本では医療従事者を中心によく使われています(日本アロマセラピー学会など)。
これは「セラピー」という言葉が「治療行為」を意味する言葉として広く使われていることが関係していると思われます。ただし、日本ではアロマは治療行為として認められていないため、その点は注意が必要です。
アロマテラピーによる疲労回復 通常医療と比較すると穏やかではあるものの、症状が軽度である場合には即効性があるため、効果を実感しやすくなっています。 また、手軽に始めることができるため、アロマテラピーは疲労回復、ストレス解消法におススメです。
日本では95年に日本アロマテラピー協会が発足し、アロマテラピーの普及や啓蒙のための活動をはじめました(現在は「公益社団法人日本アロマ環境協会」に組織変更)。
今のところ、一般の人たちの間では「アロマテラピー」という呼び方のほうが支持されているようですが、ありがた屋ではフランス式のオイルを取り扱っているので「アロマセラピー」という呼び方で統一させて頂きます。
ホリスティック(=全体的)な自然療法
「ホリスティックな観点から行う自然療法」 ホリスティックとは 全体的な。という意味です。
現代社会で生活していく中で、人は知らず知らずのうちに多くのストレスにさらされます。日常的におこる様々な心身の不調は、過度のストレスが原因になっておこることがとても多いのです。
こころとからだが密接に関係しているということは、今や疑う人はいません。 そんな乱れたこころとからだのバランスを整え、トータル的に健康をサポートしていこうというのが、英国を中心に発展したホリスティックアロマテラピーの考え方です。
人は古来から、植物の持つ力をおおいに活用してきました。 薬草で傷を治したり、豊かな緑に囲まれてリフレッシュしたり・・・。
植物には、人のこころとからだのバランスを整え、正しい方向に導く力があります。その植物の持つナチュラルな力を積極的に活用していこうというのが、アロマテラピーの考え方です。
アロマテラピーは「香り」を嗅ぐだけではありません。 アロマテラピーでは、植物から得られるエキス=エッセンシャルオイル(精油)を使用します。
香りを楽しむだけでなく、美容のためお肌にトリートメントすることもあります。
トリートメントは人の手(タッチング)による安心感をプラスし、さらに植物の持つ有効成分がお肌に吸収されるのを手伝ってくれます。
アロマテラピーは決して難しいものではありません。
美容と健康に役立てるのはもちろん、素敵な香りでお部屋の雰囲気をアップさせたり、使い方によってはお掃除などのハウスキーピングに応用することも可能です。
香りのある素敵な暮らし、思いっきり楽しんでみませんか?
精油(エッセンシャルオイル)は、植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから抽出した天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質である。
各植物によって特有の香りと機能をもち、アロマテラピーの基本となるものです。
自然からの贈り物
オーガニックエッセンシャルオイル メディカルアロマとは アロマテラピーには、2つの種類があります。
* イギリス式アロマテラピー 香りを楽しんでマッサージなどをしてリラックスするものです。
* フランス式アロマテラピー 精油の力で体の不調を整えるもので、代替医療として活躍しています。
これがメディカルアロマテラピーです。フランスでは古くから、日本人が救急箱に薬を常備しているように精油を常備して活用している方が多く、やけどやちょっとした不調の改善に役立てています。
メディカルアロマテラピーとは 植物から抽出された精油を利用するメディカルアロマテラピーの特徴は、人間の身体に生まれながらに備わっている自然治癒力を高めることにあります。
(1)発祥の地 メディカルアロマテラピーはフランスで発祥しました。日本で漢方薬が治療法として活用されてきたように、ヨーロッパでは昔からハーブがとても身近な存在で、人々の暮らしに寄り添ってきました。特にフランスやベルギーでは、医療として認められているメディカルアロマテラピーの活用が盛んで、1930年頃にはすでに体系化されています。
(2)日本のアロマテラピー 一方イギリスでは、医療としてではなく植物の香りを利用したリラクゼーション効果を得るために用いられています。日本に最初に入ってきたのがこのイギリス式だったため、日本ではリラクゼーションの視点から利用されるアロマテラピーが主流になったのです。
(3)日本でのメディカルアロマテラピー 1990年代に入ると、心身に働きかけるアロマテラピー効果の高さを認めた人々の働きかけによって、日本でもアロマテラピーを医療現場で活用しようと協会が設立されはじめました。
現在は、日本でも病院で医師が認めている(本も出しています)、フランス式アロマに関心が高まってきました。
医師が精油の成分を分析し治療目的で研究されているので、医療面の臨床データが豊富です。 イギリス式アロマで使われている精油(エッセンシャルオイル)は、日本ではまだ農薬が使われていたり、薄められていたり、またケモタイプ精油ではないことがほとんどなので、成分分析表もついていません。
アロマは皮膚に塗る場合もありますので、農薬が入っていてはいけません。
フランス式アロマでは、日本ではケモタイプ精油である、プラナロムというメーカーを使用します。 さらに1961年、精油を植物油に希釈(薄めること)してマッサージする方法が編み出され、美容やストレス解消・癒しを目的とするアロマテラピーが提唱されました。これがイギリスに伝わりましたが、医療としては認められずに、リラクゼーションとしてのアロマテラピーが定着したのです。 特に日本ではフランス式はとても少なく、マッサージや癒しがアロマテラピーの代名詞になっていますが、「メディカルアロマテラピー」は成分を直接体に取り込み、治療するので、効果の違いはいうまでもありません。
メディカルアロマテラピーで注意すること
日本の法律では、皮膚に塗布するものには「化粧品」、飲用するものには「食品」の認可が必要になります。皮膚塗布や飲用の場合には、それぞれ認可のある商品を選ぶことが必要です。 通常「精油」は雑貨扱いであり認可は取られていません。精油を皮膚塗布したり飲用したりする場合は、自己責任によって自分自身に行うことが基本となります。そのため、使用上の注意を守り、しっかりした分析表が添付されたものを選ぶことが必要です。
ありがた屋で取り扱いをしているドテラ社のアロマオイルの製品カテゴリは
* 食品添加物
* 化粧品
* 雑貨
食品添加物として登録されているオイルは料理や飲物にも使えます。 化粧品登録は肌に塗布して楽しめます。
具体的な代表的な使用例(ドテラ社のオイルは飲用や患部に直接塗布できます)
* ダイエット
スリム&サシー、グレープフルーツ、レモン * 頭痛や生理痛などの鎮痛剤として(ミネラルと併用で◎) ディープブルー、ペパーミント、アロマタッチ、パステンタス、ユーカリ、パチョリ、クラリセージ、ウィスパー
* 制汗剤 ペパーミント、パスタテンタス、アロマタッチ * 水虫やデリケートゾーンの痒み ティートリー、ラベンダー、ユーカリ、アーボビデ *ミネラル不足は症状を悪化させます。
* 筋肉痛 ディープブルー、レモングラス、パステンタス、アロマタッチ
* 胃腸薬 ゼンジェスト、ペパーミント、ゼンドクライン、スリム&サシー
* 睡眠&安眠 ウェーブリズム、クラリカーム、ラベンダー、ローマンカモミール
* すり傷 切り傷 打撲 ラベンダー、メラルーカ
オイルのお求めは
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