昔、朝日新聞に掲載された記事です。
ちょっと長いけど、知っておいて欲しいのでしっかり読んでね!
1. 紫外線とは
2. 紫外線の悪影響
3. どうしてシミやシワになるのか
4. ターンオーバー
5. 光老化
6. 美容にオススメ栄養素
7. SPF・PA
8. オススメ化粧品
紫外線(UV)は人間にとって有害性が強い、お肌(皮膚)や健康に悪影響があると言われています。
“皮膚トラブルの原因の98%は紫外線”というデータもあります。
紫外線を浴びる量が多い人ほど、皮膚がん、白内障、感染症(免疫力の低下)になりやすい事が分かっています。 特に若いうちに紫外線を浴びるほど発症率が高くなります。
子供や産まれたばかりの赤ちゃんは紫外線を浴びさせないよう気をつけてください。
1.紫外線とは
紫外線は「A・B・C」の3種類あり、悪影響があるのは「B・C」です。
紫外線Cは現在のところ地表には届いていないので、夏場の晴天時に最も降り注ぐ紫外線B(UV-B)を浴びないようにしてください。
紫外線を浴びると、お肌(皮膚)が赤くなったり黒く褐色になったりして『日焼け』します。この日焼け、医学的には『日光皮膚炎』と呼ばれ、肌が低温火傷(やけど)した状態のことで、同じように紫外線に当たっても、すぐに赤くなったり、赤くならず黒くなったりと、人によって日焼けの症状には個人差があります。
私たちは日焼けした場合、日焼けはお肌が火傷した危険な症状で、将来的に健康(皮膚がん・白内障など)や美容(シミ・シワ・タルミ)に悪影響を与える可能性があり注意しなければなりません。
2. 紫外線の悪影響
【日焼けは2種類】
サンバーン:紫外線Bを浴びて肌が赤くなっている状態。
通常、紫外線を浴びてから数時間後~2日ほどこの状態が続き、その後、褐色(サンタン)になっていく。 大量の紫外線を浴びた場合、赤くなるだけでなく痛み(ヒリヒリ感)を伴い、水ぶくれになることもあります。
サンタン:赤くなった後、黒く(褐色)なった状態。
個人差がありますが、紫外線を浴びてから2~7日ほどで黒くなることが多い。
【紫外線を浴びると。その1】
血管が拡張し血液量が増え赤くなる(紫外線を浴びると遺伝子が傷つき、その傷が治らないときも血管が拡張) メラニンという色素細胞が作られ、肌が黒くなる(色素沈着) 紫外線を大量に浴びた場合はメラニンが過剰に作られ、それが「シミ」となる。 メラニンを作る能力は遺伝によって決まっています。
メラニンを作る能力が高い人⇒肌が黒く(褐色)なりやすい。
メラニンを作る能力が低い人⇒肌が赤くなるだけで黒くならない、より紫外線に対して注意が必要です。
*メラニンを作る能力が高い人はそれだけシミを作ってしまう可能性も高くなります。
メラニンには紫外線からお肌(細胞)を守ってくれる力があります。
紫外線量が多い地域の人は、シワが目立つ傾向にあり、農業、漁業のように紫外線を浴びる機会が多い人もシワが目立ちます。
紫外線を浴びる機会が多い顔、手の甲、肘に比べて、二の腕、太ももの内側など紫外線をほとんど浴びない部位は、何歳になってもシミなどができません。
紫外線を浴びやすい人、紫外線を浴びやすい部位ほどシミやシワができやすいのです。
3. どうしてシミやシワになるのか
紫外線を浴びると「メラニン」と呼ばれる色素が作られます。
このメラニンが肌の色を黒くするのですが、メラニンは普通、肌のターンオーバー(約28日)によって抜け落ち、黒くなった肌も元通りになっていきます。 しかし、紫外線を大量に浴びたり、長期間、浴びる生活をしたりすると、このメラニンが過剰に作られることがあり、過剰にメラニンが作られた場所が「シミ」となってしまったり、出来てしまったシミがより色が濃くなってしまいます。
4. ターンオーバー
【紫外線を浴びると。その2】
⇒紫外線から肌を守るためにメラニンが作られる
⇒メラニンによって肌の色が黒くなる
⇒メラニンは肌のターンオーバー(20代28日、30代40日、40代55日)により抜け落ち元の肌に戻る
⇒大量の紫外線を浴びた場合メラニンが過剰に作られる
⇒大量の紫外線によって真皮までダメージを受け、色素沈着を起こしシミに!
⇒皮膚(肌)の弾力とハリに重要な『コラーゲン・エラスチン線維』が切断される
⇒皮膚が弾力とハリを失いシワになる
*ターンオーバーを早める働きがあるのがシーセルの「フェイスパック」です。
傷口がすぐに埋まるのでよくわかります。
5. 光老化
人間が歳をとれば「シワ」ができます。しかし、加齢に伴うシワとは別に紫外線が原因で出来てしまうシワが「光老化」です。
子供の場合はコラーゲン、エラスチンを作る能力が高いので、コラーゲン、エラスチンが切断されても、どんどん新しいコラーゲン、エラスチンが作られるので、紫外線を大量に浴びたからといってすぐにシワにはならないのです。
逆に大人になればなるほど、この能力が低下するので、少し紫外線を浴びただけでシワが出来てしまいます。
子供のころに大量の紫外線を浴びると、コラーゲン、エラスチンを作る能力が低下することが分かっており、 大人になって紫外線が原因でシワができやすくなります。(早く光老化が起こるとうことです)
【活性酸素が発生】
紫外線を浴びると細胞内で活性酸素が発生。
酸素は金属を錆びさせ油を酸化し、人間に対してはお肌の艶とハリに重要な「コラーゲン・エラスチン」を破壊。
シワ、タルミを招き、お肌の老化を早めてしまう、人間の健康と美容に深く関わっている非常に厄介なものなのです。
6. 美容にオススメ栄養素
【美容にオススメ栄養素&活性酸素を抑制する食品】
「ビタミンB」
美容に効果的な栄養素として有名です。特にビタミンB2は健康なお肌や髪の毛を作るには欠かせなく、がん予防にも効果的な栄養素です。
~ビタミンB2が含まれている食品~
レバー・卵・魚介類(うなぎ・さんま・かれい・ぶり)・大豆(納豆)・乳製品・葉菜類(ほうれん草・モロヘイヤ・アボガド)など・・・
「ビタミンC」
抗酸化作用(発生した活性酸素を除去してくれる作用)が期待でき、予防にも効果的な栄養素です。またビタミンEの働きにもビタミンCは欠かせないので、ビタミンEを摂取する時は同時にビタミンCも摂ることが大切なのです。
~ビタミンCが含まれている食品~
果物類(オレンジ・レモン・アセロラ・いちご)・野菜類(ブロッコリー・カリフラワー・ほうれん草・ピーマン・キャベツ・大根の葉・赤ピーマン)イモ類(じゃがいも・さつまいも)など・・・
~ビタミンCを摂るときの注意点~ ビタミンCは水溶性なので、水で調理すると水の中に溶け出してしまい、熱を加えて調理するとビタミンCが壊される可能性があるので、ビタミンC食材を調理する際には注意が必要です。
ジャガイモなどのイモ類のビタミンCは調理してもビタミンCが壊されにくいといった特徴があり、じゃがいもはオススメのビタミンC食品です。
果物類は生で食べることが多いので問題ありませんが、野菜類は野菜スープ、鍋、味噌汁などにすれば水に溶けだしたビタミンCも摂取できますのでオススメです。
煮たり炒めればビタミンCが壊される可能性がありますが、素早く調理すれば壊される量も最小限で抑えられます、野菜類は煮たり炒めたほうが量を多く摂ることができるのでオススメです。
最近はビニール栽培などによって1年中、どんな野菜も食べることができますが、やはり季節野菜(旬の野菜)ほどビタミンC含有量が多くなるので、夏には夏野菜を、冬には冬野菜を食べるようにしましょう。(旬野菜=栄養価が高い野菜なのです)。
「ビタミンE」
ビタミンC同様、活性酸素を除去してくれる代表的な抗酸化作用がある栄養素で、お肌の美容には欠かせない栄養素です。 ビタミンCはビタミンEの吸収を助けてくれるので、ビタミンEを摂るときはビタミンCと一緒に摂ると効果的です。
~ビタミンEが含まれている食品~
大豆(大豆油)・植物油(ひまわり油・オリーブ油・コーン油・サフラワー油)・小麦胚芽・玄米・胚芽米・ごま・落花生(ピーナッツ)・アーモンド・鶏卵・マーガリン・魚介類(うなぎ・たらこ・さんま・たい)・ほうれん草
注意:ビタミンEは酸化すると逆効果となりますので新鮮なうちに食べるようにしましょう。
【抗酸化作用のある栄養素 】
ビタミン類の他に、下記のような栄養素も抗酸化作用があるので、紫外線対策、美容、健康には非常に効果的な栄養素です。
○各種ポリフェノール(赤ワイン・大豆・たまねぎ・ターメリック・チョコレート・緑茶など)
○β-カロテン(人参・パセリ・しそ・モロヘイヤ・ほうれん草)
○リコピン(トマト) 二日酔い(アルコールの分解を促進する)などに効果的だとされている「ターメリック(ウコン)」には、メラニンが過剰に作られることを抑える作用があり、さらに皮膚ガンを抑える効果があることも分かっています。
美容、健康に良いからといって同じ食品ばかりの食生活はよくありません。
最も大切なのは偏った食生活ではなく、バランスのとれた食生活です。そして食べ過ぎもよくありませんので、腹八分の食生活が理想です。
7. SPF・PA
【SPF(Sun Protection Factor)】
紫外線防御係数(サンケア係数)のことで、肌を赤くする(サンバーン)、皮膚癌の原因となる紫外線B(UV-B)をどれほどの時間防ぐ指数を数値化したものです。1人1人、日焼けするまでの時間は違いますので、SPFの数値は一応の目安とお考えください。
【20分紫外線を浴びると】
SPF15の日焼け止めを塗る⇒「20×15=300分( 5時間)」 紫外線Bを防いでくれる。
SPF30の日焼け止めを塗る⇒「20×30=600分(10時間)」紫外線Bを防いでくれる。
SPF値が高い日焼け止めは良いように思われますが、お肌への負担(刺激)も大きいので、商品選びにはお気をつけ下さい。
紫外線Bを防ぐ力はSPF30あれば十分。SPF30もSPF50も紫外線Bを防ぐ力にそれほど大差はないとも言われています。
日本の場合、SPF値は最高で「50」までしか表示できないことになっており、SPF50以上の場合『50 +』と表示されています。 ※SPF値が高くても、汗、皮脂をかいたり、体を動かし服とこすれたりするたびに日焼け止めが落ちて効果がなくなりますので、SPF値が高いからと安心するのではなく、こまめに日焼け止めを塗りなおすことの方が大切なのです。
【PA(Protection grade of UVA)】
肌を黒くする(サンタン)、しわ、たるみ(光老化)の原因となる紫外線Aを防いでくる数値を「+」表示されています。
1.PA + 2.PA + + 3.PA + + + 3段階に分かれており、「+」表示が多いほど防いでくれます。2013年より4段階になりました。
【日焼け止め商品の選び方】
用途
SPF PA 時間
短時間の外出= SPF10~20 PA +
長時間の外出=SPF20~30 PA + +
野外でのスポーツ等=SPF30~50 PA + + +
海・プール =ウォータープルーフタイプ
日焼けをすると肌が赤くなるだけの人は、紫外線に対する悪影響が出やすいので、少しSPF/PA値の高い商品をお選びください。
SPF値が高い商品は肌への負担、刺激も大きくなるので、肌が弱い人や子供の場合はSPF値が低い日焼け止めをこまめに塗りなおす方が良いでしょう。
数時間の外出、野外でのスポーツをする場合、塗った日焼け止めが落ちますので、最低でも2、3時間ごとに塗りなおしましょう。
海、プールなどの水面は紫外線を約20%反射させますので、直射日光を遮っても紫外線を浴びてしまう危険性があるので、裸のままで過ごさず、タオルなどを巻いて反射する紫外線を浴びないように気をつけることも大切です。
ウォータープルーフタイプの日焼け止めは水で流れ落ちないので、使用後はしっかりと石鹸などで洗い流さなければお肌のトラブルになりますので注意しましょう。
8. オススメ化粧品
アトピー対応化粧品メーカーとして成分も厳選。
完全性にはこだわりを持つシーセル・ケア化粧品がオススメです。
お買い求めは ありがた屋 Webshop
http://ari150624.owndshop.com/
リキッドファンデーション UV40
アイボリー・ オークル・ナチュラル(新発売) 30ml ¥4800(税別)
サラサラとした感触で肌をやさしく守ります 合成の紫外線吸収剤は一切使用せず、天然の紫外線カット成分のみを使用したお肌に優しい、リキッドタイプのUVファンデーションです。
保湿成分配合でカサつかずシットリし、年間を通してお使いいただけ、お肌のくすみをカバーし、なめらかなお肌を演出します。
汗や皮脂に強く、さっぱりとベトつかない、真夏でも油浮きせず、化粧崩れしにく処方です。
W/O乳化により耐水性に優れ外部に油成分、内部に保湿成分という皮膚表面と同じ構造のため皮膚への親和性に優れています。汗や水をはじきます。
【配合成分】コラーゲン・ヒアルロン酸ナトリウム・エラスチン・アミノ酸・オウゴン・プラセンター・微粒子酸化チタン・微粒子酸化亜鉛 「オウゴン」活性酸素を除去するSOD作用があり、過酸化脂質の生成過程してお肌の老化を防ぎます。
「プラセンター」メラニン色素の生成過程の酵素“チシロナーゼ”を阻害する働きがあり、シミ、色黒の原因となるメラニン色素の生成を抑え、日焼けによるシミ・ソバカスを防ぎます。
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UVデイケアミルク30 40ml¥3800(税別)
透明感を保ちながら紫外線をしっかりカット
合成の紫外線吸収剤は一切使用せず、天然の紫外線カット成分のみを使用したお肌に優しい、生活紫外線をカットするための「日焼け止め乳液」です。
薄付きで透明に近いので付けていても気にならず、日焼けによるシミ・ソバカスを防いでくれます。
「微粒子酸化チタン」の働き
紫外線を物理的にカットして、日焼け止め効果がある。 粒子が極めて小さく、着色力が低いため、白くならずに自然な肌色に仕上げる。 撥水性に優れているため、汗や水に強く、くずれにくい。
老化の原因となるUVAをカット 保湿効果のあるヒアルロン酸、コラーゲン、アミノ酸がお肌に潤いを与えるので、長時間使ってもお肌がカサつかず、シットリしています。また、エラスチンは年齢と共に衰える弾力繊維を補い、お肌の弾力性を高める働きがあります。
紫外線によって皮膚内に発生する活性酸素はお肌を老化させるオウゴン配合。
オウゴンには活性酸素を除去するSOD様作用があり、過酸化脂質の生成を抑制してお肌の老化を防ぎます。 プラセンターにはメラニン色素の生成過程の酵素「チロシナーゼ」を阻害する働きがあり、シミの原因となるメラニン色素の生成を抑え、日焼けによるシミ・ソバカスを防ぎます。
「配合成分」コラーゲン・ヒアルロン酸ナトリウム・エラスチン・アミノ酸・オウゴン・プラセンター・微粒子酸化チタン・微粒子酸化亜鉛 開発の段階では上記の処方にもかかわらずSPF50レベルまで対応しています。しかし、使用量にもより数値は変化するので、最低レベルとしてSPF30 PA値+++となっています。
使用量の目安は約1g。首までつけられる量です。(使用量はほとんどの人が少ないので、多く感じる量です) お客様のお声:さらっとしていて、軽いつけ心地が大変気に入っています。
このUVデイケアミルクをつけると乳液が要らないので助かります。
一緒に使って欲しい!
1. 化粧水・乳液・美容液が1本で、とても簡単、楽ちんと大好評のシーセル「クリスタルローション」¥3500(税別)
2. 過敏性皮膚・アトピー性皮膚炎など、皮膚の修復用に開発されたシーセル「フェイスパック」¥6000(税別)
3. 有害化学物質一切未使用 乾燥肌用 シットリ泡洗顔 シーセル「AWAウォッシュ」
¥2500(税別)
4. 有害化学物質一切未使用 油性肌用 さっぱり洗顔 シーセル「AWAウォッシュ」
¥2500(税別)
お電話、FAX、メール、でのご予約も可能です。
043-460-6191
FAX:460-6195
mail:sakura@arigataya2003.com
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